2010年9月15日水曜日

金封・水引のマナーと選び方

神社へのお礼は
紅白の水引の付いた金封を使います

表書きに初穂料、玉串料などと書きます。



お札の包み方

慶事には、できるだけ新しいお札を用意し、人物の顔が表の上になるように入れます。

弔事には、新しいお札を避け人物の顔が、裏の下側になるように入れます。

中包みの書き方と上包みの折り方




慶事には、漢数字で「金○万円也」と金額を書きますさらに贈り主の住所・氏名を書き入れるとよいでしょう。

2010年9月9日木曜日

袱紗(ふくさ)の使い分けと包み方のマナー

お祝い事やお悔やみ事の際に持参する金封は、袱紗(ふくさ)に包んで持参するのが礼儀です。使用する理由は先方の「お気持ち」や「まつりごと」を大切に考え、日本独特の礼儀を重んじる礼儀からきているものです。


袱紗の用い方

○包み方の作法

■お祝い金を持参する場合の包み方


1)あらかじめ祝儀袋を袱紗中央よりやや左の方へ寄せておきます。2)左を中に折り込みます。3)上をたたみ、次に下をたたみます。4)右を折り裏へ折り返して完成です。(左の上下に小さく三角形ができる)

ふくさの色・・・赤色・朱色・エンジ色・紫色などを使用します。

■お悔やみ金を持参する場合の包み方



1)あらかじめ不祝儀袋を袱紗中央よりやや右の方へ寄せておきます。2)右を中に折り込みます。3)下をたたみ、次に上をたたみます。4)左を折り裏へ折り返して完成です。(右の上下に小さく三角形ができる) ふくさの色・・・緑色・藍色・鼠色・紫色などを使用します。

間違って使用すると慶弔が逆になり、先方に対して大変失礼になりますので十分注意が必要ですが、紫色はお祝い事、お悔やみ事の両使用ができ便利です。

2010年9月3日金曜日

金封の表書きの書き方とマナー

表書きは中央の上半分に書きます。毛筆または筆ペンを使い、贈り主の名前を下半分に丁寧に書きます。


墨の色はお祝いとお悔やみで違います。お祝いは喜びを祝って濃く鮮やかな墨色、お悔やみには深い悲しみを表すために薄い墨色で書きます。薄まった墨色は、「悲しみの涙で墨が薄くなった」ことを表しています。

金額は中袋の表中央に漢数字で書き入れます。住所は裏面左下に、郵便番号とともに記入します。


表書きは、毛筆、筆ペン、サインペンのいずれかを使用します。

ボールペンや万年筆の使用は失礼に当たりますので、ご注意ください。



慶事

「御結婚御祝」「寿」「御祝」

四文字は「死文字」に通じるとされ、お祝いには良くない数字です。

「御結婚祝」「結婚御祝」などは避けてください。



弔事

宗派によって違いがあります。

【仏式】 御香典 御霊前 御仏前 御供 御悔

【キリスト教】 お花料 御霊前

【神式】 玉串料 御榊料 御霊前


「御霊前」は、ほとんどのおくやみで使われる表書きです。ですから、どの宗教かわからないときは「御霊前」と書いておくと無難でしょう。

蓮の絵が入っている不祝儀袋がありますが、これは仏式以外の宗教では使えませんので、ご注意ください。

不祝儀袋の表書きの文字は、薄めの墨で書いてください。

濃い墨色で書くのは避けましょう。