2010年9月9日木曜日

袱紗(ふくさ)の使い分けと包み方のマナー

お祝い事やお悔やみ事の際に持参する金封は、袱紗(ふくさ)に包んで持参するのが礼儀です。使用する理由は先方の「お気持ち」や「まつりごと」を大切に考え、日本独特の礼儀を重んじる礼儀からきているものです。


袱紗の用い方

○包み方の作法

■お祝い金を持参する場合の包み方


1)あらかじめ祝儀袋を袱紗中央よりやや左の方へ寄せておきます。2)左を中に折り込みます。3)上をたたみ、次に下をたたみます。4)右を折り裏へ折り返して完成です。(左の上下に小さく三角形ができる)

ふくさの色・・・赤色・朱色・エンジ色・紫色などを使用します。

■お悔やみ金を持参する場合の包み方



1)あらかじめ不祝儀袋を袱紗中央よりやや右の方へ寄せておきます。2)右を中に折り込みます。3)下をたたみ、次に上をたたみます。4)左を折り裏へ折り返して完成です。(右の上下に小さく三角形ができる) ふくさの色・・・緑色・藍色・鼠色・紫色などを使用します。

間違って使用すると慶弔が逆になり、先方に対して大変失礼になりますので十分注意が必要ですが、紫色はお祝い事、お悔やみ事の両使用ができ便利です。

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